親知らずの抜歯
親知らずが生えてきたけど、抜いたほうがいい?
「親知らずが生えてきたけど、抜いたほうがいいのかな?」と疑問を抱える方は非常に多いと思います。また逆に絶対に抜いたほうがいい、と思っている方も多いと思います。
すべての親知らずを抜かないといけないわけではありません。
親知らずの生え方は人それぞれ異なります。
生え方によっては歯磨きができない箇所ができて、歯周病や虫歯になり周りの歯にも悪影響を及ぼす危険があります。
腫れや痛みがある親知らずは、抜歯するのが確実な治療法です。抜かなければ悩みを抱え続けることになります。
抜歯することにもリスクはあります。稀なケースですが神経麻痺などを起こすこともありますので、安易な抜歯には注意が必要です。
親知らずとは
顔の中心から奥へ数えて8番目の歯を親知らずといいます。
親知らずは、生える時期が極端に遅く、平均寿命が短かった以前では親が死ぬ頃になって生えたことから「親知らず」と名づけられました。
別名、智歯(ちし)または第3大臼歯(だいきゅうし)といいます。
実際は、20歳前後に生えることが多く、場合によっては40歳代になってやっと生えることもあります。
親知らずは人によって生え方が異なり、左右上下そろえば4本ある親知らずのうち全く無い人から、全部ある人まで様々です。